出版社-筑摩書房カレル・チャペック 著[内容]故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャベックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1936年、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った記録。船と鉄道と車で、原始の面影を残す森やフィヨルドをたどり、壮大な自然と素朴な人間の暮しを感動いっぱいに描く。イラスト多数。[目次]1 デンマーク(デンマークコペンハーゲン)2 エーレスンドの対岸(エーレスンドの対岸ストックホルムとスウェーデン人 ほか)3 ノルウェー(オスロベルゲン鉄道路線 ほか)4 ふたたびスウェーデンで(北のツンドラスウェーデンの深い原始の森 ほか)