数々のスーパー・トスカーナを世に輩出したトスカーナ州ボルゲリ地区。その地の領主の象徴であるボルゲリ城(カステッロ・ディ・ボルゲリ)を相続したアルベルト・デッラ・ゲラルデスカ直系の子孫であるフェデリコ・ジレリによって造られています。
自社でのワイン造りは行わず、収穫した葡萄は「親戚であるサン・グイドやオルネライアに譲っていた」という高品質な葡萄を生産しており、2001年から良年のみワイン造りを行っています。
現在、所有する約50haの畑の内、最上の畑のみが「カステッロ・ディ・ボルゲリ」に使われ、収穫された葡萄の10haはオルネライアへ、15haはサン・グイドへと販売されています。

赤い小さな果実やブルーベリー、革、タバコや、ピンク・ペッパー、パプリカなどの中にハーブや小さい花などの繊細で複雑な香り。力強く厚みのある果実味で、酸、ミネラルは優しく綺麗でバランスの良い味わいです。

ブドウ品種:カベルネソーヴィニョン、メルロー、カベルネフラン、プティ・ヴェルド